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エイドリアン・フランシス監督

ペーパーシティ - 東京大空襲の記憶

戦争は一夜にして我々の日常を奪う戦争は一夜にして我々の日常を奪う
2021年 メルボルン国際映画祭正式出品作品
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TRAILER 予告編

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2021年 | 80分 | オーストラリア | 日本語、英語

その悲劇は紙や木で作られた街を襲った

十万人を超える犠牲者を出した東京大空襲の生存者の最後の言葉を、
オーストラリア人のドキュメンタリー映画監督がいま語り継ぐ

1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃し、木造の家屋や多くの紙材が密集していた街に火の粉を浴びせた。日の出までに10万人以上の死者を出し、東京の4分の1が焼失した史上最大の空襲だった。この凄まじい記憶が今もなお生存者の脳裏に焼きついている。戦争や空襲の記憶が失われつつある今、未曾有の悲劇の体験を後世に残そうとする3人の生存者に肉薄する。

本作は東京を拠点にするオーストラリア人映画監督エイドリアン・フランシスの長編ドキュメンタリー・デビュー作。この悲劇で私たちは何を記憶し、なぜ忘れようとしているのか。戦争の影がしのび込んでくる今、生存者の体験と未来への思いを見つめる。

東京大空襲を知ったとき、私は東京に住んで数年が経っていました。その事実にショックを受けたのを覚えています。
しかし、歴史上最も破壊的な空襲の記憶が忘れ去られようとしていることが不思議に思えました。
この街には、その時何が起こったのかという痕跡がほとんどなかったので、その理由を知りたいと思いました。
生き残った人たちは、話したくないかもしれないとも考えましたが、そうではないことがすぐにわかりました。
エイドリアン・フランシス監督

星野 弘「街場を攻撃されれば、民間人が犠牲になる」
街場を攻撃されれば、
民間人が犠牲になる
星野 弘
当時14歳
築山 実「戦争というのはやっちゃいけない」
戦争というのは
やっちゃいけない
築山 実
当時16歳
清岡 美知子「助かるのと死ぬのと紙一重」
助かるのと
死ぬのと紙一重
清岡 美知子
当時21歳

前代未聞の長編ドキュメンタリー作品

Revisionist History マルコム・グラッドウェル氏

第二次世界大戦中の民間人攻撃という道徳的問題を問う、アメリカの『正しい戦争』の思想に挑んだ作品

カリフォルニア大学アーバイン校助教授 デイビッド・フェドマン氏

本題材の最高傑作

The Conversation クリスティーン・ジュディス・ニコルズ氏

悲劇、追憶、そして歴史の門番としての国家の役割を痛切に探求した作品

メルボルン国際映画祭アーティスティックディレクター アル・コサー氏

メッセージ性に富んだ驚愕ドキュメンタリー

映画評論家 ジム・シェンブリ氏

故郷を離れて暮らす土地。そこで出会った人々。本作品の監督が自国で教わることのなかった歴史とその真実を探求する姿を描いた、心揺さぶるドキュメンタリー

ScreenHub マグラー健太氏

過去の上映

地域
劇場名 上映期間
北海道
シアターキノ 上映終了
群馬
高崎電気館 戦争関連の映画特集 上映終了
埼玉
深谷シネマ 上映終了
東京
シアター・イメージフォーラム 上映終了3/10 東京大空襲
東京
映画館ストレンジャー 上映終了
神奈川
横浜シネマリン 上映終了5/29 横浜大空襲
富山
ほとり座 上映終了
長野
上田映劇 上映終了
長野
長野相生座・ロキシー 上映終了
愛知
名古屋シネマテーク 上映終了
京都
出町座 上映終了
大阪
第七藝術劇場 上映終了 3/13 大阪大空襲
兵庫
神戸映画資料館 上映終了
広島
横川シネマ 上映終了
鹿児島
ガーデンズシネマ 上映終了
受賞歴

東京ドキュメンタリー映画祭

観客賞(長編部門)受賞

第40回 ATOM Awards

最優秀ドキュメンタリー賞(歴史部門)受賞

最優秀ドキュメンタリー賞(一般部門)ファイナリスト

第22回ニッポン・コネクション日本映画祭(ドイツ)

ニッポン・ドックス賞(最優秀ドキュメンタリー賞)ノミネート

第7回メルボルン・ドキュメンタリー映画祭(オーストラリア)

最優秀メルボルン・ドキュメンタリー賞 受賞

最優秀新人監督賞(オーストラリア)受賞 – エイドリアン・フランシス

最優秀オーストラリア・ドキュメンタリー賞 ノミネート

最優秀監督賞(オーストラリア)ノミネート – エイドリアン・フランシス

 

 

メルボルン国際映画祭 (MIFF) プレミア・ファンド、スクリーン・オーストラリア、キャンプファイヤー/グッドモーニング、ドキュメンタリー・オーストラリア財団協賛による、エイドリアン・フランシス監督作品。